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これって脱毛の照射漏れ?見分け方と対応方法を解説|脱毛看護師監修

脱毛の照射漏れを徹底解説!

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脱毛の照射漏れで困っていませんか?
脱毛店に問い合わせてもいいですが、ある程度ご自身で判断できると安心ですよね。
脱毛看護師が照射漏れの見分け方や対応方法について解説します。

照射漏れの謎に迫る!なぜ脱毛の照射漏れは起こるのか?

照射後に毛が残る原因

照射後に毛が残る原因は、施術者の問題と個人差による問題に分けられます。

施術者の問題

・照射手技のミス
・出力設定などの違い

個人差の問題

・毛周期
・毛質
・肌質

一般的に「照射漏れ」と呼ばれるのは施術者による照射手技のミスです。

それぞれの原因を見ていきましょう。

施術者の問題

照射手技のミス

照射面が肌から離れてしまったり、照射部位に隙間があいてしまったりすると照射漏れになります。

特に起こりやすいのは、全身脱毛など広い範囲を数時間かけて施術する場合。

照射面は意外と狭く、全身脱毛なら数千発以上を照射します。

凹凸のある部位も角度を調節する必要がありますので、根気のいる作業です。

とはいえ、施術者は照射漏れを起こさないよう施術しなければなりません。

出力設定などの違い

多くの脱毛機では、出力等のを変更することができます。

毛や肌に適していない設定の場合、毛が残ることも。

個人営業店を除き、設定値はマニュアルによって決められていることがほとんどです。

マニュアルは一貫した脱毛効果や安全性が期待できますが、細かい設定変更はできず柔軟性に欠けます。

個人差の問題

毛周期

十分な脱毛効果が期待できるのは、成長期の毛のみ。

※医療(レーザー)脱毛や美容(光)脱毛の場合

毛には3つのサイクルがある

成長期:脱毛効果◎
・退行期:脱毛効果△
・休止期:脱毛効果✕

一般的に、成長期の毛は全体の15%前後と言われています。

この毛周期のため、脱毛は1回で完了することはありません。

この問題はどうすることもできず、脱毛の回数を重ねるしかないのが現状です。

毛質

同じ部位でも毛の太さや根深さ、生え方は違います。

きちんと照射はできていても、毛質によっては抜けないことがあります。

抜けにくい毛質

・薄く細い毛
・垂直に生えている毛
・太く根深く密集している毛

たとえば、産毛、肩、膝、肘、顎の毛など。

メラニン(黒い色素)が全くない白毛は、脱毛効果が期待できません。

肌質

肌質によっても毛が抜けにくくなります。

毛が抜けにくい肌質

・色素沈着
・乾燥

脱毛は、メラニン(黒い色素)に光を反応させて発生した熱により、発毛源にダメージを与えます。

皮膚に色素沈着がある場合、皮膚のメラニンにも光が反応して熱が分散しますので、十分なダメージが与えられないことも。

また、色素沈着・乾燥は、痛みや炎症(火傷)といった肌トラブルを引き起こします。

こういったトラブルを避けるため、出力を下げた場合も毛が抜けにくくなります。

「これって照射漏れ?」見分け方とは?脱毛看護師が解説する判定ポイント

まずは照射後の期間をチェック

照射漏れかどうかを判断するには、照射後の期間が大切です。

通常、照射後1週間~4週間ほどで毛が抜けます。

この期間が経ってから不自然に毛が残っていると、照射漏れを疑います。

脱毛機の種類や個人差によっても毛が抜ける期間は違いますので、どのくらいで毛が抜けるのかを事前に確認しておきましょう。

照射漏れの見分け方

代表的な毛の残り方

・線状に残る
・しましまに残る
・小さなかたまりで残る
・広範囲に残る

・まばらに残る

このように不自然に毛が残っている場合、照射漏れの可能性があります。

線状に残る

線状に残っている場合、照射漏れである可能性が高いです。

ただし、男性の陰茎の根本、顎ヒゲの左右のラインなどは、毛質が原因で線状に残ることも。

しましまに残る

しましまに残っている場合も、照射漏れである可能性が高いです。

施術者の手技のほか、脱毛機の性能よっては毛が残ることがあります。

連続で照射したときに、照射するごとに出力が下がってしまう脱毛機があるためです。

1発目は痛いけど、2発目から少しずつ痛みが減っていく感覚があります。

小さなかたまり、広範囲で残る

小さなかたまり、広範囲に残っている場合も、照射漏れである可能性が高いです。

ただし、男性の顎ヒゲのようにところどころ密度の差が大きい部位は、照射漏れとは言えないことが多いです。

まばらに残る

ばらに残っている場合は、照射漏れの可能性は低いです。

毛周期、毛質、肌質が原因のことが多いでしょう。

照射漏れの事例写真

自分でできる!照射漏れを減らす効果的な方法とは?

照射漏れを減らす方法

照射漏れは施術者のミスだから、できることはないのでは?

確かにその通りですが、照射漏れを減らす方法があるならやっておきたいですよね。

施術を受ける側にもできることをご紹介します。

照射漏れを減らす方法

・予約時間通りに来店する
・来店前の剃毛は120点を目指す

ポイントは、「施術時間を十分に確保す」こと。

予約時間を遅刻したり、脱毛店での剃毛の時間が増えると施術時間が減ります。

施術が煩雑になり、場合によっては延期になることもありますので、気をつけましょう。

1回の施術で最大限の脱毛効果を得る方法についてもお伝えしておきますね。

脱毛効果を高める方法

1回の施術で最大限の脱毛効果を得るには、ホームケアが大切です。

脱毛効果を高める方法

・日焼け対策をする
・肌を保湿する
・適切に毛を処理する

日焼け対策をする

日焼けで肌がヒリついて赤みがあるのはやけどの状態。

やけどをした肌に熱を発生させる脱毛はできません。

また、日焼けして肌が黒ければ黒いほど、毛だけではなく肌にも熱が発生します。

痛み、やけど、脱毛効果減弱の原因となりますので、日焼け対策は重要です。

肌を保湿する

肌の水分量が多いほど、痛みが和らぎ、肌トラブルが減り、毛がよく抜けます。

保湿は美肌のためにも大切です。

まだ保湿していない人は、脱毛をきっかけに取り組みましょう。

適切に毛を処理する

毛の自己処理は剃毛でなければなりません。

毛抜きやワックスで抜いてしまうと、脱毛の効果が期待できないからです。

除毛クリームは毛だけでなく肌にもダメージを与えます。

カミソリや電気シェーバーで処理しましょう。

照射漏れと思ったらどうする?脱毛トラブルの対応策と注意点

照射漏れと思ったときの3ステップ

照射漏れと思ったときの3ステップ

1.疑わしい部位は剃らない
2.写真を撮る
3.脱毛店へ連絡する

疑わしい部位は剃らない

照射漏れかどうか判断するためには、毛を残しておく必要があります。

うっかり剃ってしまわないように気をつけましょう。

写真を撮る

写真を撮っておくこともおすすめします。

脱毛店へ連絡するときにも役立ちますし、間違って剃ってしまったときの保険にもなります。

脱毛店へ連絡する

脱毛店によって対応は異なりますが、連絡して相談しましょう。

「毛が残っているところがあるのですが、照射漏れでしょうか?」

と伝えてみてください。

これで毛の状態も見ずに個人差で終わらせる脱毛店は信頼できません。

まとめ

照射漏れの1番の原因は、施術者の照射手技のミスです。

1ヵ月以上経って不自然に毛が残っている場合は、照射漏れの可能性が高くなります。

照射漏れかな?と思ったら毛を剃らずに写真を撮って、脱毛店に連絡しましょう。

日焼け対策や保湿、丁寧な剃毛で脱毛効果を高めることもできます。

美肌にもつながるホームケア、取り組んでくださいね。

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